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沈静化するイラク、そして、嵐の予感のアフガニスタン [アフガニスタン]

報道されているとおり、イラクへ派遣されていた自衛隊の部隊が任務を終え、帰着している。

これは国連安全保障理事会決議の効力が年末で切れることが理由。各国部隊は米英軍など6カ国を除いて年末までに撤退を完了させる。

来年以降も残留するのは、イラクと地位協定を結ぶ約15万人の米軍などとなる。

あれだけの大騒ぎした多国籍軍の行動であったが、終わりは実に地味なものだ。

日本にしても、航空自衛隊のクウェートを拠点にした多国籍軍兵士や国連の要員、物資の輸送に対して名古屋高裁が違憲の判断をだすなど議論は盛り上がったはず。

海外での自衛隊の活動を論じるのであれば、イラクでの事例を総括し、次へ繋げる努力が必要なのではないだろうか。

地味であるが、こういう作業を継続していかなければ、先日のソマリア沖海賊対策のように右往左往することになる。

「テロとの戦い」は続いているのだから。

イラクが終わっても、アフガニスタンでまた火がつこうとしている。

アメリカは来年夏までに、アフガニスタンに対して2~3万人の部隊増派を決定した。

アフガンの旧政権タリバンが今年に入り、国土の72%に拠点を確保、首都カブールにも迫る勢いだという。

米軍主導によるタリバン掃討作戦は泥沼化しており、今年の駐留外国軍の死者は270人を超え、2001年のアフガン攻撃開始以降最多を記録。都市部でも自爆テロが起きるなど治安悪化が著しい。

そして、ラッセル米国務省日本部長は12月15日記者会見し、日本のアフガニスタンでの一層の貢献に期待感を表明している。

海上自衛隊のインド洋での給油活動期限を1年間延長する改正新テロ対策特別措置法が成立したが、それにとどまらない「貢献」を期待される可能性もあるということである。

またそのときになって、騒ぐだけ騒ぎ、現場だけが苦労し、何も実が残らないということを繰り返すのだろうか。




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an

はじめまして。
安と申します。

突然失礼いたします。

犯罪組織は、世界どこの国でもあります。
しかし、
世界どこの国でもある犯罪組織とは違って、
一部の政治家、裁判官、警官、全国役所の一部役人、医師、先生、
PTAの一部役員、町会の一部役員、市民団体を始め各種団体の人、
芸能人、システムエンジニア、実業家、ヤクザなどが組織のメンバーになって、
ITという最先端技術を使い、
裏で日本の社会を支配している組織が日本にいるとしたら信じますか?

この組織の掲示板には「世界征服」「助成金」などが書いてあり、
私がアクセスした直後になくなりました。

詳細なことは、
お手数をかけて申し訳ございませんが、
http://blog.yahoo.co.jp/ansund59 をご覧ください。

偽警官が警察署を自由に出入りし、偽裁判官が裁判所で法の悪用をし判決をし、
裁判記録の改ざんもあり(最高裁判所まで)

P.S.
記事と関係ないコメントで申し訳ございません。
他の方にも知らせたくて、
ご迷惑かけてます。
ご配慮・ご理解よろしくお願いいたします。

by an (2008-12-24 13:34) 

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