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ソマリアの海賊対策 [ソマリア]

2008/12/21 に読売新聞から下記の記事が配信されている。

海賊対策、政府に焦燥感…対米関係で中国に「後れ」懸念

本当かどうかは知らないが、オバマ新政権にアピールするために、ソマリア沖での海賊対策を立てているという内容になっている。

これだけ読むと、「日本らしい外交政策だ」と自嘲したくなる。

実際はどうなのか、ここ最近の記事をまとめてみた。

2008/12/06 EU海賊対策司令部を開設
2008/12/09 EU、対海賊作戦を開始 ソマリア沖に艦船派遣
        英国、フランス、ドイツ、ギリシャ、オランダ、スウェーデンなどを含む計10カ国が輪番を組んで活動
2008/12/13 インド海軍、ソマリア沖で海賊23人を拘束 
2008/12/17 安保理閣僚級会合でソマリア海賊問題、陸上でも軍事作戦可能に 
2008/12/18 中国がソマリアに艦艇派遣 海賊対策で初の遠洋警備

この数週間で、矢継ぎばやに国際的な対策が決められている。

もちろん中国のように、単純に海賊対策だけが目的とは思えない国もあることは確か。
その急速な海軍力増強には、アメリカはかなり神経を尖らせている。

しかし、ソマリア沖の海賊行為が深刻な被害をもたらしていることは事実であり、日本も無関係ではない。
中国のソマリアへのプレゼンス自体は、アメリカは歓迎の意を表している。

日本の対策も、アメリカへの顔色伺いで決めるようなことではないはずである。

各国がどのような組織を出しているかをみれば、ことの本質がわかるだろう。
けっして沿岸警備の延長ではない。
軍事行動そのものなのである。



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